アフターサービスについて
このたびは、旭ハウジングの住宅をご購入いただきまして誠にありがとうございます。
お引越しいたします住宅は、弊社スタッフが、愛ある家づくりを目指し、個性や居住性、デザインを追求、生産技術向上に努力し、厳しい建物検査を経てお渡しするものです。
しかし、住まいは私たちと同様に生きています。住まいに愛情をかけることこそが、住宅をより長持ちさせるため一番必要なことです。
住宅をお引き渡し後は、弊社カスタマーサービスが窓口となり、アフターサービスを行います。また、住まいに関するお手入れ方法等、お気軽にご相談くださいませ。
株式会社旭ハウジング
代表取締役 中倉 孝博
20年保証サポートシステム
1.延長保証概要
- ●20年保証サポートシステムとは「住まいの保証一覧表」における長期保証部分を点検、メンテナンス工事を行うことを条件に延長保証が可能となるものです。
保証期間・点検時期
- ※白蟻被害補償期間は5年となります。
- ※住宅の設備・機器関連はメーカーの設ける保証期間となります。
2.点検概要
- ●お引渡日より5、10、15年時に弊社又は弊社指定工事店による床下の白蟻点検を行います。
- ●お引渡日より10年時に弊社又は保証会社による外壁・屋根・防水・基礎の点検を行います。
- ●10年後に長期保証部位の延長保証(10年~20年)を希望される場合は有料点検となります。
(必要なメンテナンス工事完了後に点検を行う事で保証が延長されます。)
必要なメンテナンス工事内容(有償)
工事部位 | 工事内容 |
---|---|
屋根・笠木 | 板金部分の表面塗装およびシーリング工事 |
外壁 | 前面の表面塗装工事およびシーリング工事 |
外部木部 | 雨水の侵入に関わる木部の表面塗装工事 |
バルコニー | 防水層の保護塗料の塗装工事 |
床下土台 | 防蟻処理工事 |
3.延長保証条件
- ●5年毎の白蟻点検、工事及び10年目に必要なメンテナンス工事を弊社又は弊社指定工事店にて行うことが延長保証の条件となります。
長期保証と短期保証
保証期間 | 対象 | 説明 | 保証期間超過 |
---|---|---|---|
10年 + ※10年 |
構造躯体 |
建物そのものを支えている骨格。 ※品確法に定めがあり。 |
引渡し後10年を超えると、有償となります。 ※但し当社規定のメンテナンス工事及び延長保証を行った場合は除く。 |
2年 | 構造躯体以外 |
構造そのものには関係ない部分。 ※品確法に定めがない。 |
引渡し後2年を超えると、有償となります。 |
長期保証
保証対象部分 | 基本的性能 | 保証期間 | 性能基準 |
---|---|---|---|
基礎 (基礎及び基礎ぐいをいい、 |
上部構造の 水平支持 |
10年 + ※10年 |
基礎は沈下・不同沈下等により、基本的性能が損なわれてはならない。 |
柱・はり等 (土台・柱・はり・桁・筋かい等をいう。) |
荷重の支持 |
10年 + ※10年 |
柱・はり等は、傾斜・たわみ・破損等により、基本的性能が損なわれてはならない。 |
壁 (内装・外装の表面仕上部分・開口部分・建具を除く。) |
荷重の支持 |
10年 + ※10年 |
壁は、傾斜・たわみ・破損等により、基本的性能が損なわれてはならない。 |
防水 |
10年 + ※10年 |
外壁は、雨水が浸入して室内仕上面を汚損しまたは室内にしたたるまで、基本的性能が損なわれてはならない。 |
|
屋根・バルコニー (下地及び仕上部分をいう。) |
防水 |
10年 + ※10年 |
屋根またはバルコニーは、雨水が浸入して室内仕上面を汚損しまたは室内にしたたるまで、基本的性能が損なわれてはならない。 |
[免責事項]
- 居住者、第三者の故意または過失によるもの。
- 経年変化による症状で機能上支障のないもの。
- 自然現象として生じる白華現象・結露等、また経年変化によるサビ・カビ・汚れ・摩擦・劣化等。
- 弊社及び弊社提携業者以外による増改築・機器の増設・屋根等への重量物の設置を行った場合。
- 不適切な維持管理・通常使用と著しく異なる使用を行った場合。
- 不具合・補修事項の発生後すみやかに申し出なかった場合。
- 近隣の土木・建築工事または交通振動に起因するもの。
- 台風・豪雨・落雷・大雪等の気象現象・地震災害また大気汚染等の環境災害に起因するもの。
- 屋根から落雷等による建物・外構等への損害及び近隣への被害。
- 防蟻保証期間を過ぎてからの食害が起因するもの。
- 植物の根等の成長に起因するもの。
- 外構の植栽に関しての枯れ。
- ペットを含む小動物・鳥・虫等が起因するもの。
- 製品の性質・構造上避けられない症状及び現象。
- その他、施工上原因でないと判断できるもの。
10年延長保証(20年保証)には、継続的に点検メンテナンスが必要となります。
長期保証と短期保証
保証対象部分 | 保証期間 | 品質性能基準 | |
---|---|---|---|
コンクリート 工事 |
アプローチ・ポーチ・玄関土間・犬走り・テラス等・主要構造部以外のコンクリート部分 | 2年 | アプローチ・ポーチ・玄関土間・犬走り・テラス等のコンクリート部分は、著しい沈下・ひび割れ・不陸・隆起・主要構造部とのはだわかれ等の現象が生じてはならない。 なお、盛土・埋戻し部分のアプローチ・ポーチ・玄関土間・犬走り・テラス等に多少の沈下等が生じるのは避けられず、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
木工事 | 床・壁・天井・屋根・階段等の木造部分 | 2年 | 木造部分は木材の変形・変質により著しいそり・すきま・割れ・きしみ等の現象が生じてはならない。 なお、木材は乾燥収縮するものであり多少のすきまができるのはやむをえないことであり、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
ボード・クロス 工事 |
床・壁・天井等のボード・表装工事による部分 | 2年 | ボード・表装工事部分は、仕上材の剥離・変形・変質又は著しい浮き・すき・しみ等の現象が生じ、その機能を損なってはならない。 ※木材の乾燥収縮によるひび割れ・変形は除く。 |
建具・ガラス 工事 |
外部及び 内部建具 |
2年 | 建具又は建具枠は、変形・破損等の現象が生じ、開閉不良・がたつき等による機能低下をきたしてはならない。 |
左官・タイル 工事 |
壁・床・天井等 の左官工事部分 |
2年 | モルタル・プラスター・しっくい等の仕上部分及びタイル仕上の目地部分は、剥離・変退色・著しいひび割れ等の現象が生じ、その機能を損なってはならない。 なお、これらの部分に軽微なひび割れが生じるのは通常避けられず、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
組積工事 | コンクリートブロック・れんが等の組積による内・外壁 | 2年 | 組積工事の目地部分は、亀裂・破損・仕上材の剥離等の現象が生じ、その機能を損なってはならない。 なお、これらの部分に軽微なひび割れ・組積表面の軽微な段差・凹凸は通常生じるものであり、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
塗装工事 | 塗装仕上面 (工場塗装を含む。) |
2年 | 塗装仕上面は、著しいはがれ・亀裂等の現象が生じ、耐久性を損なってはならない。 |
屋根工事 | 屋根仕上部分 | 2年 | 屋根ふき材は、著しいずれ・浮き・変形・腐触・破損等の現象が生じ、その機能を損なってはならない。 |
シーリング工事 | 浴室等の水廻り部分及び外壁開口部取付等のシーリング部分 | 2年 | 浴室等の水廻り部分は、一般部分の接合部の防水不良等により、通常の使用状態で水漏れが生じてはならない。 外壁開口部取付シーリング等の部分は、シーリング材の施工不良による劣化等により、雨水がこれらの部分から侵入してはならない。 |
断熱・防露工事 | 壁・床・天井裏等の断熱・防露工事を行った部分 | 2年 | 壁面・押入・床下等は、水蒸気の発生しない暖房機器の通常の使用により、結露水のしたたり・結露によるかびの発生等の現象が生じてはならない。 |
防蟻処理工事 | 軸組・壁等の防虫処理を行った部分 | 5年 | 軸組・壁等の防虫処理を行った部分は、白蟻(ヤマトシロアリ)の食害により、損傷等が生じてはならない。 |
樋・金物工事 | 樋 | 2年 | 樋は、脱落・破損・たれ下り・著しい腐触等の現象が生じ、その機能を損なってはならない。 |
水切・雨押えの 金属板 |
2年 | 水切・雨押えの金属板は、継手のはがれ・浮き・著しい腐触等の現象が生じ、下地材への雨水の浸入防止機能を損なってはならない。 | |
電気工事 | 配管・配線 | 2年 | 配管・配線は、接続・支持不良・腐触・破損等が生じてはならない。 |
コンセント・ スイッチ |
2年 | コンセント、スイッチは取付不調、作動不良等が生じてはならない。 ※機器の作動不良はメーカー保証期間による。(消耗品は除く) |
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給水・給湯・ 温水暖房工事 |
配管 | 2年 | 配管は、接続・支持不良・電触・腐触・折損等の現象が生じてはならない。 凍結・異物の詰り・パッキン等の消耗品は除きます。 |
蛇口・水栓・ トラップ |
2年 | 蛇口・水栓・トラップは、取付不調・作動不良等が生じてはならない。 ※機器の作動不良はメーカー保証期間による。(消耗品は除く) |
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厨房・衛生器具 | 2年 | 厨房・衛生器具は、取付不調・水漏れ・排水不良・破損・作動不良等が生じてはならない。 ※機器の作動不良はメーカー保証期間による。(消耗品は除く) |
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排水工事 | 配管 | 2年 | 配管は、勾配・接続・固定不良等による排水不良又は地盤沈下により折損・漏水の現象が生じてはならない。 |
汚水処理工事 | 汚水処理槽 | 2年 | 汚水処理槽は、槽のひび割れ・腐触による漏水又は不等沈下により機能不全の現象が生じてはならない。 |
ガス工事 | 配管 | 2年 | 配管は、接続・支持不良・腐触・破損等が生じてはならない。 |
ガス栓 | 2年 | ガス栓は、取付不調・破損・作動不良等が生じてはならない。 | |
土工事 | 盛土・埋戻し・整地を行った部分 | 2年 | 著しい沈下・陥没・隆起・敷地の排水不良を生じてはならない。 |
無償アフターメンテナンス認定基準
不具合が無償アフターメンテナスに該当するか否かは当社または当社提携業者が現地調査を行い、専門的・経験的見地から総合的に判断します。また、メンテナンス実施箇所は必要な範囲内で行うため、部分補修となる場合があります。